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セルロースファイバー

最強、断熱材・・セルロースファイバー断熱材

 

セルロースファイバー断熱材 がなぜ良い断熱材といわれるのか?

メリットデメリットを解説します。

 

セルロースファイバーとは、天然の木質繊維でできた断熱材の一種です。現在はほとんどが新聞紙のリサイクルで作られてます。

住む人と地球環境にやさしいエコロジーかつ高性能な断熱材です。

歴史は1950年代にアメリカで開発されて以来、その断熱性能の高さや防音性から、世界中に普及しています。
アメリカでは4割近くの家で使われてますが、日本ではまだ2%くらいです。

画像のようなふあふぁの粒状の断熱材を空気の力で壁の中に吹き込んでいきます。
他の断熱材は入れるところに合わせてカットするものが多いですが、セルロースファイバー断熱材は強い空気の力で吹き込むので細かい隙間や隅までしっかり入り込みます。
隙間なく施工精度が高いのが他の断熱材にない特徴です。

 

セルロースファイバーのメリット・デメリット

セルロースファイバー断熱材が優れている点は、断熱性能や吸放湿性能の他、

防音、防火、防虫性能など、数多くのメリットがあります。

調湿性能

木質繊維のセルロースファイバー断熱材は木質繊維は周囲の状態に応じて、水分を吸ったり吐いたりしています。この吸湿放湿性能が室内を適度な湿度にしてくれます。
乾燥時は湿度を補い、多湿時には吸い込みます。
このことで室内の結露を防ぎ、カビの発生を防ぎます。湿気を吸い込んだ断熱材も柱などと同じ元は木なので、柱などに悪影響を及ばすことはないです。
家、全体に施工するので浴槽一杯分の水分を分散して吸湿できる性能を持ってます。
セルロースファイバー断熱材を使用することで「無結露住宅」が実現できます。

 

断熱性能

セルロースファイバー断熱材はグラスウール断熱材などに比べて特別に高い断熱性能ではないです。
ところが断熱性能が高いと言われてます。
それは隙間なくしっかりと断熱材が入っているからです。
隙間がないので断熱性能の数値とおりの断熱が効いているのです。

 

ちょっとした隙間が家全体では15%の断熱材の欠損となります。石膏ボートと断熱材の間に隙間が出来やすい断熱材も多いです。
断熱材の欠損は断熱材が下がり、壁内結露の危険性が高まります。
他の断熱材が悪いのではなく、施工の問題が大きいです。

 

高い防音・吸音効果

セルロースファイバー断熱材はアメリカでは空港付近の騒音対策として使われてます。
壁の中に吹き込み高密度に充填することにより、非常に高い防音性能で静かな家を実現できます。 セルロースファイバーは、新聞紙を砕いて作ります。この砕いた塊の中にはたくさんの気泡があります。この気泡が音を吸収し、生活音や騒音をやわらげます。
弊社でも線路のすぐ横の家やカラオケやピアノの練習をしたいという方の家もこのセルロースファイバー断熱材を使用して、お施主さんが満足されている家となってます。
入ってくる音だけでなく、音を出さないことも可能としてます。

 

高い難燃効果

セルロースファイバーには、ホウ酸が難燃剤として添加(20%以上が必要)されています、高品位のセルロースファイバー断熱材を使用していますので、この効果で火が燃え広がることを防いでくれます。火にさらされても表面が炭化するだけです。作られる炭化層がそれ以上燃え上がるのを防ぎます。

 

防虫性

セルロースファイバーにはホウ酸が配合されてるため難燃だけでなく、シロアリやゴキブリといった害虫予防に効果があります。 ゴキブリ退治で有名なホウ酸ダンゴと同じ成分が含まれており、ゴキブリなどが嫌う防虫(殺菌)効果があるのです。
壁や天井裏には防虫効果の高いセルロースファイバーが詰まっておりますので、ゴキブリやシロアリなどの活動範囲が大幅に減少します。
また、ゴキブリ。シロアリのみならず、カビ、ダニ、虫類、ネズミなどを防ぎます。

 

安全性が高い

セルロースファイバーは新聞紙で作るので、植物繊維でできた自然素材の断熱材です、万が一に断熱材の一部が体内に入るようなことがあっても、蓄積されずにそのまま排出されるため、人体への影響はありません。 添加されているホウ酸に関しても、眼科治療において目の消毒に使われているように人体への害はほとんどない安全性の高い添加物です。
環境に優しい断熱材と言えます。 これからの住宅資材はーについても、地球環境に優しくなくてはなりません。

 

セルロースファイバーは新聞古紙をリサイクルしたものです。印刷に使われているインクも毒性のないものを使用(大豆から作られるインク)しているもの、一度も市場に出てない新聞紙(配られなかった古新聞)のみで製造されたものを使用してます。
製造過程でも、一般的な内断熱材であるグラスウールを製造するよりも格段に少ないエネルギーで製造することができます。

アートホームズの家はセルロースファイバー断熱材を採用したダブル断熱の家です。

 

 

一年中、快適なダブル断熱の家

木造住宅の場合は大きく分けて、二種類の断熱方法があります。

@壁の中に断熱材を入れる→充填断熱(内断熱)

A壁の外に断熱材を張る→外張り断熱(外断熱)

 

充填断熱(内断熱)

日本の木造住宅はほとんどが、この充填断熱(内断熱)です。
壁の中に断熱材を入れるので、間に柱や間柱が入ります。柱や間柱は断熱材よりも断熱性能が低いので断熱のムラが出来てしまいます。そして、断熱性の低い柱や間柱から熱が入り込みます。 現在、日本の住宅はグラスウール断熱材を使用してます。壁の中に配管や電線があるとどうしても隙間ができてしまいます。この隙間があると結露が発生しやすくなります。
これが「壁内結露」と呼ばれて、建物の構造体や土台を腐らせてしまいます。日本の住宅が長持ちしないのは「壁内結露」が大きな要因とされてます。※「壁内結露」の原因はこれだけではないですが・・・
この充填断熱(内断熱)のデメリットを改善するために考えられたのが外張り断熱(外断熱)です。

 

外張り断熱(外断熱)

建物の外側に断熱材を張っていけば、均一にすっぽりと覆うことができます。これが外張り断熱(外断熱)です。断熱的にはよさそうですが、この断熱材の外側に重い外壁材を張るとなると断熱材の厚みを増やすと留め付ける金具では支えきれなくなります。 分厚いグラスウールなどを入れる場合は重い外壁材を止めるために柱のような木を間に入れていきます。これでは充填断熱(内断熱)と同じように断続的な断熱となってしまいます。外張り断熱(外断熱) のメリットである均一な断熱が失われてしまいます。 また、壁の中が空間となるので外壁側の内側に結露が起こりやすくなります。そこで何か対策をしないと「壁内結露」が発生してしまいます。


外張り断熱(外断熱)+充填断熱(内断熱)

外張り断熱(外断熱)に充填断熱(内断熱)をプラスすることで、双方のデメリットを改善できます。また、部屋の中のスペースを狭くすることもなく高断熱の家が実現できます。 デメリットは手間とコストが掛かってしまうことです。また、ただ単に断熱材をダブルにすれば良いのではないです。適材適所で用途に合った断熱材を使用しないと建物を傷めてしまう可能性が高いです。ダブル断熱を採用するには経験としっかりとした知識が必要です。 弊社では内断熱にセルロースファイバーを、外断熱にEPSビーズ法ポリスチレンフォームを組み合わせた「ダブル断熱」です。このダブル断熱の壁は、厳しい基準をクリアすることで国土交通省の認定を受けており、安全・安心であるということが証明されています。